ひまわりVSなずな 最後の戦い
2024年12月13日(金)今日の出来事
いよいよ最後のクラスマッチとなった「台風の目」。
ひまわり組では2歳児のあずさが大きい子達の勢いについて行けず手が離れてしまった事がありました。そこで小さい子の手に大きい子の「手を重ねる」作戦を編み出しました。
また、進級して2か月目に突入したたおが、種目はニコニコ笑顔で参加するけど、他の班が終わるまでの待ち時間にチョロチョロ…2歳児なので仕方のないことですが、のぞみの台風の目はみんな座って「揃いました!」がルール。するとはるくが、「手を繋いで待つ」作戦を考えました。
これは学童と過ごした今年の夏、チョロチョロの先輩けいしんが、草取りなのに虫取りをしてしまったことから思いついた作戦(笑)。練習試合でやってみると、最初は勝ちにこだわりすぎてどこにも行かないよう抑え込んでしまった事もありましたが、たおが砂で遊ぶ姿をななこが逆手に取り、「一緒に砂で遊ぶ」ことで、チョロチョロも減り、みんな笑顔で取り組むことができました。
なずな組も2歳児のイヤイヤに苦戦。初めて台風の目に参加したみおかが、皆の走る勢いについていけず、転んで大泣きしてストライキしたり…
そして今までのクラスマッチは年長が主に意見を出していましたが、今回は年長に混じってとうごからも意見が出ていました。そんなとうごに感化され、年長も士気を高めていったようです。
各クラス色んなトラブルがありましたが、それぞれクラスに合った作戦を考えて挑んだクラスマッチ本番。
<ひまわりもなずなも「がんばるぞ!おーっ!💪✨」>
1回戦はひまわり組が早くゴールし、なずな組に勝ったと思ったら、まさかのなずな組の勝利!
実は白線を超えて「くるりんぱ」のルールでしたが、白線をこえてなかった班があったのです。なので2回戦は白線を思い切りこえての「くるりんぱ」をみんな意識し、ひまわり組が勝利しました!
決着をつけるべく挑んだ3回戦、ひまわり組で転んでしまった子がいたためゴールが遅くなり、なずな組の勝利!2-1でなずな組の勝ちで幕を閉じました。
実は今年のクラスマッチ、全部ひまわり組が勝っていたこともあり、初めて勝利したなずな組は大喜びでした。
そしてなずな組で成長したのはみおか。転園して来て初めて挑んだ綱引きは練習中ほぼ参加せずでしたが、次のカードゲームは「2枚めくる」と決めて髙田先生と取り組み、そして今回の台風の目、大泣きしたことで気にかけてくれる友達(班のとうごやそう)がいることを理解したようで、先生の手も借りず、子ども達だけで取り組めました。みおかのペースに合わせ、スモールステップで取り組んだ、のぞみらしい関係性が生まれたようです。
ひまわり組は、練習中みなととさくやでみゆを挟み、みゆのペースに合わせて走っていましたが、当日さくやがまさかの休み…どうしたものかと思っていたら、相棒けいしんが大活躍!当日練習なしにも関わらず、みゆの手が離れないよう小さな手を重ね、見事3回走り切る事ができました。たおもななこの砂遊び作戦でチョロチョロすることもなく、しかも練習以上にタイムも短くなり、負けてしまったけどやりきった、みんな清々しい気持ちだったようです。
<応援していたたんぽぽ組でも戦いが…🫢💦>
毎回様々なドラマが生まれ、各クラス色んなトラブルを乗り越えながら子ども同士の絆が更に強くなる、とても大切なクラスマッチ。子どもは大人が思う以上に色々と考えています。失敗することで学ぶことはもちろん、問題から目を背けたり、「自分さえよければ良い」ではなく、どうすればいいかを「みんなで」考えて取り組む。大人でも難しいのに、子どもたちで意見を出し合い、実践できる姿にとても感心し、成長を感じました。
文責:今村
【今週の人気メニュー】
この日の給食は、かぶ・ほうれん草・さつまいもを使用し、旬のおいしい野菜を味わいました❣
給食のおはなしは、かぶと大根の「似ているところ」と「違うところ」を、みんなで見つけたので、子供たちに聞いてみてください😊