「テストの話をしよう!」
2024年12月27日(金)今日の出来事
12月のセミナーが22日(土)に行われました。学力テスト前に、学童の子ども達が宿題の多さに、やる気をなくしている様子見て「なぜテストをするのか?」という話題になり今回セミナーで保護者の皆さんと「テストの話をしよう!」というテーマになりました。
さて、テストというと色々なテストがあります。学力テスト、小テスト、県テスト、全国テスト、市町村テスト、スポーツテスト…など。そこでまず、代表から最初の質問が。
Q1.誰の為、何の為にテストをするのか?
・やれと言われたから
・これまでの授業の確認 など、保護者の意見がありました。
A.テストは、子ども達に対して先生の実践(教え方)の確認の為。先生の授業が分かっているのかどうかを確かめて次の授業に先生が生かす事だそうです。また、子どもたち自身が自分の弱点を探す事、ということも話されました。
では、現場ではどんな事態が発生したのか…?代表の話では、20・30年前は、テスト結果は返していなかったそうです。その後、保護者からの要望でテスト結果を返すようになったとか…。そして、代表が16年前の事を話してくれました。今のような学力テストが公開ではなく、業者が作ったテストをやっていた時でも、テストの点数がとても気になって学力重視とは無縁の取り組みをしたようです。その時でさえ、結果を気にするあまり、プレテストや類似問題をしていた先生もいたようです。今(現在)は、全国学力テストなどで順位が公開された事で色んな段階で競争が起き、先生を含む学校の状況は、より厳しいものになっていると思われます。その為、プレテストや過去問、多くの宿題とドリル主義になっているのではないか。また、日本の子どもの将来は、学力重視で決まりがちと思う大人が多い(学歴主義)ので、いっぱい競争させて無理矢理点数をあげている。テスト本来の役目が忘れられ、点数に気にする保護者、子ども、先生になっているのが事実でなければいいが…。という話でした。点数アップ競争させられている先生達は、本来の学力充実の為の授業に加えて、点数までも念頭において授業をしなければならない辛く、厳しい状況にあるのかも知れません。
Q2.この現状で親は子どもの教育のどこを大切にすべきか?
・子どもの興味があることを常に意識し、共に深める。
・親が子どもに興味や関心を持って接する。
・学校の出来事を聞いて、子どもの様子を常に意識しておく。
・テストが全てじゃないと伝える。(親の価値観を豊かにする) などの意見が出ました。
A. 日本社会では、まだまだ点数(結果)が重視され、それが子どもの将来の職業までも決定しかねない。だから、真の力(学力、道徳性、社会性、体力)などを兼ねそろえた子どもを作ることが大事。その為には、小さい頃から子どものやる気の炎を大切にし、親はそれを消さない様にどんなサポートをしたらいいか考える事。勉強とは、本来自分で自発的にやる気を持ってやって初めて輝くものです。その為にも、大人側の豊かな価値観がとても大切です。①子どもの良さをのばす ②探す ③見守る事が大事。しかし、一般的な親は、多忙でなかなかそれができません。また、教育は何をするにも、どんな時にも、塩梅が大事。そして何よりも、子どもにとって一番良いのは、子どもを子どもの集団の中にかえす事(子ども同士をいっぱい触れ合わせる事が大事=遊びが大切)と話されました。
のぞみでも、親以上に子どもの心を豊かにするのは子ども同士である。と思っています。まさに、仲間のパワーでのびていく子どもです。(仲間力)
このままでは、子ども達が勉強嫌い(やる気をなくす)になるのでは?と心配しています。「世界に一つだけの花」という歌にもあるように、子ども達を一つの物差しで測らず、豊かな評価を保護者の皆さんと一緒にしていけたらと強く思っています。
文責:髙田
【今週の元気もん】
(今から、もち米を洗います😊)
(頑張るぞ❢❢)
(こぼさないようにゆっくり💦)
(これくらいでいいのかな❓)
(もちをつくよ🌟)
(もちつきって大変だ💦)
【今週の人気メニュー】
★お雑煮★
💕お雑煮美味しい💕
🌟初めてのおもち🌟