共に歩こう!~子どもを真ん中に~
2025年02月21日(金)今日の出来事
先日のたんぽぽ組の懇談会にて、さまざまな子育てにおける悩みがある中で、“ママ~!ママがいい!”“抱っこ~!”というママへの抱っこ欲、甘えについて話がありました。まだおしゃべりができない赤ちゃんたちも泣きながら抱っこを求める…家事が進まない…どうしよう…という状況で日々過ごしていることが分かりました。保育園での子どもの様子と家での子どもの様子、違いが見られるのも仕方ないですね。しかし泣いた時、イヤイヤした時の対応方法に園と家庭とで大きく差があると、子ども自身も少し戸惑ってしまうのではないかと思います。そこで、園で行っている対応をお話しました。

<抱っこして~😫よしよし😄>
泣いた時→①10数える(泣いている時は何も入りません)②泣き止めたら褒める③気持ちの代弁④して欲しいことを伝え、約束などを決める
イヤイヤ対応→①放っておく②自分で考える時間を与える(周りの状況を見る)③気持ちの代弁④自分で納得して行動に移せるように促す です。

<どうしたの❓まずは泣き止んでからだね💦😣>
小さい子どもたちでも先生や親、大人の様子はよく見て、色んなことを察知しています。泣いたからすぐ抱っことなると、泣けば抱っこしてもらえる、イヤイヤすれば自分の思いが通るという行動になってしまいがちです。そしてそれはどんどん大きくなるにつれ、エスカレートし、最終的に困るのは大人…。家では泣けばどうにかなる、何でも思いが通るのに、園では放っておかれる、思いが通らないとなると苦しむのは子ども自身ではないかと思います。できるだけ園と家庭とで大きなギャップが生まれないように、共に子育てをしていけたらなと考えています。そんなことを懇談会でお話したのですが、後日連絡帳にて・・・
「夕食前の抱っこはできないことを説明するようににしています。しばらく泣きわめきますが、諦めて1人でキッチン用品で遊び始めます(笑)」
「夕飯を作っている時に「できないよ」と話し、抱っこしないようにしましたが、1時間くらい足元で泣いていました」など、さっそく実践して下さった家庭もありました。

<我慢❗我慢❗>
家ではもちろんママに甘えたい気持ちもありますし、保育園のように切り替えも難しいかもしれません。しかし、日々の積み重ねで必ず子どもにも変化が生まれてきます。家での様子や対応など共有し合い、子どものより良い成長につなげていけたらと思います!
そんな楽しいことばかりではないイヤなこと、きついことももちろんたくさん経験する保育園生活ですが、みなさんは我が子をどんな気持ちで保育園に預けていますか?1つ言える事は決して“かわいそう”ではないということです。子どもが小さければ小さいほど、そんな申し訳ない気持ちも生まれるかもしれませんが、子どもたちは保育園でお友だちと関わり合い、刺激を受け、のびのびと過ごしています。

<袖をぎゅ~っと🌟お世話は任せて✋>

<お友だちと一緒😊💕楽しいな🎵>
先日の職員会議で代表より「お父さん、お母さんが職場で懸命に働くことそのものが、影響を与えている。口先で言って聞かせるより、強い教育力がある。」という話がありました。どのご家庭でも、朝から晩まで日々忙しく、子どもに構う暇もないかもしれません。しかし、その父母の真面目な働き、取り組む姿勢は目に見えないオーラとなり、子ども達の心に降り注ぎます。それは昔から、肩ごしの教育と言って、日本ではとても大切にされてきた教育のひとつです。私自身もこの考え方に勇気をもらい、ぜひ保護者の皆さんにもお伝えしたいな~と思い、記したところです。仕事と家庭の両立、大変ですが、あっという間に思い出に変わる事でしょう(^^)
(文責:山下)
【今週の人気メニュー】

りんごはドクターのご実家の岩手のりんご🍎この冬この美味しいりんごを、何度も味わっている子ども達です😋💕りんごにれんこん・・・しっかりとよく噛んで食べていました!