のぞみの今と昔をくらべて‥

2025年04月25日(金)今日の出来事

のぞみでは週に2回、研修と会議の時間を設け様々な学習や保育内容の関する話し合いを行っています。その中で『散歩』と『食育』の各担当者から今年度の提案と、どのような流れで今に至ったかという説明もありました。のぞみも12年目！新しい職員も徐々に増えているのでそういった変遷も踏まえて保育を考えていくべきと、今年度は意識的にやっています。

　まず、開園時からしている散歩は、最初の頃｢今日はこっちいってみよう！｣と散歩コース開拓の為どんな所でも探索しながら長く歩いていました。土手を登り歩き渡る、雨の日は水たまりで遊ぶ等、当初から雷が鳴る以外は毎日散歩を取り入れ、自然の中で体力をつけるという『体育』の分野のねらいを重視していました。

☝最初の頃の散歩の様子

人数が増え始めると安全面をさらに配慮しながら少しずつ内容も検討して、散歩の中に自然科学や絵本読み聞かせの授業、集団遊び、班競争、かけっこ、鍛錬の日等を取り入れ、『知育』・『徳育』・『体育』をねらいとする散歩に変わってきました。

　☝各クラス毎日集団遊びをしています！「班で集まれ～」

　そして『食育』については、最初の頃、散歩先に弁当や鍋ごと団子汁などを持っていき食べていました。今は、青空給食(バイキング給食)、芋煮会等の他、食のお話、レシピの紹介や掲示、職員で食育レポート研修など内容が充実していると思います。

☝鎮守の森で作ったことも・・この子達は今中学生です

　また、給食ですが、開園時当初は毎日〝愛情弁当〟でした。その後園長先生が作る給食に変わり、そして当時の保護者が給食の先生になってから毎日給食になりました(月2回の愛情弁当は当時からあります)それから、のぞみっ子の保護者でもある津田先生、飯村先生に引き継がれ、ますます献立に工夫がされるようになったと思います。（ちなみに職員のめぐみ先生、莉穂先生、絢子先生、明子先生、髙田先生、今村先生ものぞみっ子の保護者です）

☝当時の愛情弁当の日！今は6年生と5年生になりました

『散歩』や『食育』の事を振り返ってみて、最初の頃は、人数が少ないからこそ出来る体験が多かったです。しかし、子どもの人数が増えたことで職員も増え、それぞれの得意分野を生かしながら、お互いに学び合い、保育の内容も充実してきたのではと思います。

特に代表が現役時代からずっと取り組んでいる『集団づくり』は、子どもが増えた10年ほど前から、みんなで勉強しながら毎日実践しています。少しずつ子ども同士の繋がりが深まる中で、リーダーの仕事や小さい子のお世話や対応、喧嘩の仲裁、トラブルが起きたときの話し合い等が、子ども同士で活発に行われるようになってきたと思います。