自然に学ぶ
2025年06月20日(金)今日の出来事
6月のセミナーで『自然のめぐみ』というテーマで勉強したばかりですが、のぞみでは散歩中に採って食べる以外にも、毎月2回ひまわり・なずな組の保育士5人で月ごとに担当を決めて自然科学の話をする時間を設けています。内容を簡単に説明します。
4月は、めぐみ先生の『春の草花遊び・木の実の定点観察』でした。散歩の中でヤエムグラやシロツメクサ等で遊びました。(ご存じですか?)
又、6月のセミナーにも出てきた草イチゴ等も、先生が今まで観察してきた資料の写真や絵と比べながら話をしています。子ども達は散歩中に見つけては立ち止まり蕾や花の変化、実のつき方などを触って、匂いを嗅いでいます。「まだ食べられんね~」「大きくなってる~」と子ども同士話しながら経過観察しているようです。
◎「これ食べられる?」「それな~に?」

5月は、彩香先生の『ツバメ』の話でした。雄と雌の見分け方、雀がツバメの巣を狙う事、天気が悪いときはツバメが低飛行するなどの話を、子ども達にクイズを出しながらの面白い話でした。その後も各クラスで♪ツバメになって♪を歌い、集団遊びにも繫がりました。
そして6月は、私(太田)の担当です。夏の季語でもある『カタツムリ』の話をしました。散歩に行く前、室内でまずカタツムリの手遊びで楽しみました。そして「カタツムリは殻を抜け出してナメクジになれるかな?」と絵を見せながら、いきなりのクイズ!予想通りカタツムリとナメクジは同じだと思っていた子が多かったです。同じではないということを、手作りのカタツムリで説明すると分かったようでした。多分・・・?
◎「カタツムリいるよー」後ろからは「見せて~」といつも急かされます

又、カタツムリの歯の話は、カタツムリの歯に似ている小さなおろし器を使って、実際に人参をすり下ろして、餌の食べ方を伝えると「すごーい!」となかなかの反応でした。他にもウンチの色で何を食べたか分かる等クイズを出しながら話しました。一番関心を示してくれたのが殻の巻き方の事です。イラストを見せながら、右巻きのカタツムリが多いけど、まれに左巻きの『ひだりまきまいまい』がいる事を伝え「見つけた人はブログに載せられるよー」と話しました。早速散歩では、「カタツムリいた-!」「どっちー?」と一匹見つけては立ち止まり、又見つけて立ち止まり、みんなで観察しているので中々前に進みませんでした。後日も「いないね~(-_-)」と言いながらもカタツムリを見つけては観察しています。梅雨の時期にはもってこいの題材だと思いました。
◎向かって右が『ひだりまきまいまい』です!いつか発見できるかな?

◎「どっちかな?こうまいているから・・・」

自然科学の話の担当になると、身近な題材選びやその下調べ、準備などが大変です。対象が2歳児から年長なので、子ども達が飽きないように楽しいと思えるには、どんなクイズを出したらいいか、どんな方法で伝え展開していくか等と色々調べて考え準備しますので、話の中で子ども達に上手く伝わって反応がよかった時はホッとします(^_^)
でも、予想と違った子ども達の反応を見て「こうすればよかったかな?」と自分の勉強になる事の方が多いです。
自然科学の話は、「これ何?」「何故?」と子ども達に虫、動植物等の名前や生態を覚えさせるのがねらいではありません。話を聞いてから自然の本物を観て確かめる、触れる等で面白さや興味が自然に増し、さらに感覚(五感)の刺激になって自然に知識も広がっていくと思います。又、歌や遊び、造形活動にも繋げて楽しむことが出来ます。
◎☔散歩中・・「わ~プールみたい」いつも遊ぶ調整池がすごいことに

来週『カタツムリ』の2回目の話もさらに楽しくなるように取り組みたいと思います。
文責:太田
【今週の元気もんショット📷✨】
★只今、歩く練習😗・・・

★「俺はスキップの練習中・・」こと姉さんの指導は分かりやすいね~☺️

★「こんなところにたくさんナメクジいるよ!」😆

★「この赤いのはキノコ?」🍄

★ひまわりさんの『チェッチェッコリ🎵』のダンス

★『チェッチェッコリ』どんな意味?分からんけどみんなで踊れば楽しい🤗

★なずな組の『スイカの名産地(^^♪』ペアーで「なんかてれるな~」🍉

★今度は皆で踊ります♫かわいいあの子の晴れ姿・・二人いました👰♂️

【今週の人気メニュー】

今日はバイキング給食の日でした🎵夏のような暑さの中、散歩をしっかりと歩き、帰ってきてシャワー🌊✨スッキリしたあとの給食で、パクパク進んだ子どもたちです😆


