『そうだったのか!のぞみの子ども達!』
2025年10月17日(金)今日の出来事
以前働いていた保育園では、発表会や運動会など様々な事をやっていました。私がのぞみに来てから数年子ども達を見てきましたが、のぞみでは発表会や運動会がないのに、走る時に手足の運びが不自然な動きをする運動音痴の子や歌を歌う時にリズム感の悪い子はいなかったのでは…?と思い、色々と調べてみると面白い事が分かりました。それは、のぞみの子達は、普段の生活の中でしっかりとリズム感を鍛えていたからです。

(😊豊の森で山登り😊)
実は、運動音痴とリズム感の悪さには深い関係があり、リズム感を鍛えることは運動神経の向上にもつながります。リズム感が良いと、スキップやジョギングで左右の足が一定の間隔で動いたり、バランス良く身体の軸をぶらさずに動いたりすることができます。逆にリズム感が悪いと、手足をどのタイミングで動かしたら良いか分からず、ぎこちない動きになってしまいます。リズム感の良し悪しは、幼児期からの音楽体験や練習、環境など後天的な要素が大きく影響するため、生まれつき決まるものではありません。だからといって強制的にリズム感を鍛えても子どもにとって苦痛になるので、自然に鍛える事が大事になってきます。
さて、のぞみの子ども達を見てみると音楽以外でも自然にリズム感を鍛えています。どんな事で鍛えているのか分かりますか?それは、毎日の園生活の中にヒントがあります。正解は…散歩です!!毎日の散歩でもリズム感を鍛えています。ひまわり、なずな組は特に年齢差がある子達で歩いています。一番小さい子と年長さんの歩幅は違いますが、ぺア同士、前と後ろが離れないように自然と歩調を合わせるようになります。クラス全体で見ると行進ではないですが、みんなが無理しない心地よい歩調(リズム)で歩いているのです。こうした毎日の積み重ねによって自然とリズム感が養われているのです。
皆さんは、『BPM』という言葉を知っていますか?『BPM』とは、心拍数や音楽、テンポの略称です。日常におけるBPMは、歩行時:個人差はありますが、毎分110~120回程度です。これは、『さんぽ』の曲と同じテンポ(速さ)になります。散歩をすることでリズム感の向上にも繋がります。つまり、のぞみの子ども達は、毎日の散歩で自然にリズム感を鍛えている事になります。その他にも、子どもの散歩には、身体の基礎体力向上、運動機能の育成、五感の発達、心の発達、脳の活性化、コミュニケーション促進など多くの効果があります。そして、散歩以外でもリズム感を鍛える為に音楽を通して、子ども達が楽しく取り組めるような工夫をしています。
まず、手遊びや音楽が流れると子ども達は自然と体を動かしたり、手拍子をしたりしています。研究結果によると、音楽に合わせて体を動かすことで、バランス感覚や協調運動能力が向上する。つまり、リズムに合わせて体を動かすことで、筋肉のコントロール力がUP!するわけです。例えば、①リズムに合わせてジャンプ!→バランス感覚UP ②音楽に合わせて手拍子!→指先の器用さ&集中力UP ③集団でリズム遊び!→協調性やコミュニケーション能力UP 実は、音楽のリズム遊びは体の使い方やバランス感覚を養うのにピッタリ!音楽に合わせて動くだけで、体の発達にもつながってきます。このように、のぞみの子ども達は、日々の園生活の中でリズム感を鍛える事で運動音痴の子がいないのでは?という結論に至りました。最初の方でも言いましたが、のぞみでは、強制的に鍛えるのではなく、自然に楽しみながら鍛えられるように工夫しながら保育をしています。これからも、子ども達が楽しんで取組めるように保育士も色んな事を学び保育に取組んでいこうと思います。
文責:髙田
【今週の元気モン】

🍎おやつは、秋の果物でいっぱい🍎

😄美味しいよ😄

😄みんなで食べると美味しさアップ😄

🌟早く食べたいな🌟

🍄『きのこ』の歌に合わせて踊るよ🍄
【今週の人気メニュー🍴】

ひじきのマリネには、ツナを入れることで食べやすくしてます💡味付けは、マヨネーズもおすすめです😊