果報は忘れたころにやってくる?
2025年12月05日(金)今日の出来事
のぞみに来て8か月目になりました。今まで、養護教諭や看護師を経験してきましたが、保育園での勤務は初めてで、不安も多いなかでのスタートでした。保育園は、我が子も大変お世話になりましたが、仕事の間、ただ預かる場所という認識の低さでいました。しかしのぞみに来て、保育園は学校や病院とは違って、人間形成の基礎の基礎を形成する場であるということが分かり、そこに携わらせてもらっている責任や楽しさを実感しているところです。


〈進級おめでとう😊👏〉
学校では、長年の課題として、歯科受診率の低さがあります。原因としては、熱が出たり痛みがあったりなど、何か苦痛があるとすぐに受診する傾向がありますが、初期のむし歯は、痛みなどの身体的症状がないので、急いで受診する必要性をあまり感じない、また何回も治療のために受診しなくてはならず、時間がない・・・という声も聞かれていました。
毎日の歯磨きの目的として、むし歯や歯周病予防など、すぐに結果が出る効果もありますが、放置しているとむし歯の悪化だけでなく、偏食やあごの発達、永久歯の発育や歯並び、将来歯が無くなり食べるという生命の維持に一番大切なことにも影響が出ます。また、むし歯菌は、血液の中に入り心臓や脳に影響を及ぼすことがある、ということも分かっています。
自分の歯で食べる→噛む→唾液分泌による消化促進や肥満防止、脳への刺激、味覚発達など、いいことがたくさん。病院勤務のときも、自分で食べる高齢者の方の回復力の速さを目の当たりにしてきました。今ある歯を大事にしないと、こういった将来に影響を及ぼすということを伝えても、なかなかすすまないのが歯科受診でした。つまり、未来を確かなものにするため、マメに努力するのがなかなかできてないのが現実でした。

〈季節外れのたんぽぽで遊んだよ😊♪〉
一方、のぞみでは、確かな未来を得るため、その年齢に応じて人格づくりがなされているのにびっくりです。例えば、年長ともなるとこんな例があります。年長のみつきが年下の指導に悩んでいました。「大きな声で言ったら泣くし、だからといって優しく言ったら言うこと聞かない。」その言葉は、とても衝撃的でした。こんな小さい子供が年下の指導で悩むなんて、中学生と高校生の我が子でもできません!また、2歳のなぎは、おもちゃを取られても保育士に頼ることなく、自分の力で泣くのを我慢して「せんで!」「めっ!」と少しずつ言えるようになってきています。これもたんぽぽの時代から、班活動で培われた力だと思います。
こういった思い通りにならない状況におかれたとき、粘り強く自力でがんばり抜く力をつけているのが、のぞみの保育の真髄。乗り越えることで、達成感や自己効力感となり、成功体験を積み重ねることで、諦めない心を強化しています。そしてそれは、勉強にも通じるものがあります。『子どもに挫折や嫌なこと、きついことを味合わせたくない』そんな親心も分からなくもないですが、社会は思い通りにならないことだらけ、そんな状況におかれたときも、粘り強く自力でがんばる力が必要です。
のぞみの保育は、映えない保育と言われています。特に目立った行事もなく、毎日の散歩が日課ののぞみ。しかし、コツコツと子供の将来に必要な力を育てているなと実感しています。ブッダの言葉に『水が一滴ずつしたたり落ちて、ゆっくりと水がめを満たすように、「よい行い」の見返りは、少し遅れてやってきます。待ちくたびれて、怠けてはいけません。最後に大きな幸運で満たされます。』とあります。つまり、果報(過去の行いによって将来受ける報い)は忘れた頃にやってくるということです。
歯磨き(歯科受診)ものぞみの保育も将来を生き抜くための貯金であると感じています。目の前のことだけでなく、コツコツと将来世の中で逞しく育ってくれる子の基盤を育てているという責任感をしっかり肝に銘じ、微力ではありますが無力ではないと信じ、これからも頑張りたいと思います。
文責:宮下
【今週の元気モン】


〈落ち葉で遊んだよ🍃〉

〈鉄棒上手でしょ?〉


〈坂道ダッシュ!!〉
【今週の人気メニュー🍴✨️】

旬のお野菜でもある、ほうれん草とスープに入っている白菜は、卒園児の古閑森るきと君のおうちからいただきました😊✴️
また、馬水の和田さんから里芋をいただいたので、里芋の煮っころがしを給食で作りました✴️旬の野菜をたくさん食べて風邪を吹き飛ばしましょう🙌🙌