改めてビックリのぞみの保育!~仲間がほとんどいなかった~
2024年08月16日(金)今日の出来事
のぞみでは毎週火曜日に職員研修を行っています。主に集団作りの実践報告、音楽分野、一般教養、食育など様々な事を学んでいます。
そんな中、園以外でも視野を広げ、のぞみの事を多くの人に知ってもらいたいという思いから、今年度は園外での研修にも積極的に参加しようという事になりました。その一歩、全国保育団体合同研究集会(保育合研)に行ってきました。
保育合研というのは、全国の保育に関わる関係者が集まり、子育てや保育の事などを、テーマごとに話し合う分科会や、保育・子育て・社会問題に関する講座シンポジウムなどがあり、子ども達の健やかな発達と明るい未来・平和を保障するための学びの場です。


今回、全国大会が熊本で行われるということで、会場は3か所熊本城ホール・市民会館・県民交流館パレアと大規模な研修会です。そこで、ブログは各保育者が違うテーマで参加してきた報告と感想になります。ちなみに代表から「参加した場合には、意見を必ず述べてこい‼」という指示がありました。
◎倉田・高田:『子どもの生活と集団遊び』
どの遊びも子ども同士の間には常に先生が中心にいる。先生が子どもと一緒に楽しんで、集団が出来るという感じを受けた。のぞみでの集団遊びは、仲間と協力して、そこで起きるトラブルや問題を自分達で解決する。自分自身を磨き、たくましく自立していく手段としてとらえているので違いを感じた。
◎山下:『子どもの生活と身体つくり・運動遊び』
熱中症警戒アラートが出ると外に出られないという所がほとんど。のぞみで毎日散歩に行く事を話すとびっくりされた。それだけ私たちの日常は少数派であることに私もびっくりした!
◎津田:『子どもの発達と給食』
食事の困りごとはどの園も同じ。乳幼児期は味覚形成が大事な時なのでどの園も気をつけている。しかし、給食室と保育の先生たちとの交流がなかなか難しいという感じをうけた。のぞみでは、毎週火曜の研修時や、水曜の職員会議で小さなことでも話し合います!
◎太田:『障害のある子どもの保育』
ある重度の障害がある子どもは100件受け入れを断られたようで、色々な子どもがいる事が改めわかった。グレーゾーンの子が多く、障害のある子どもたちと集団をつなぐ実践をどうすればいいか悩み、苦労していることがわかった。
◎西山:『子どもの生活と異年齢保育』
これから異年齢保育を取り入れていく園での葛藤や大変さ悩みを聞いて、やり方は違うが子ども達の事を一番に考えている。その中で行事への取り組みは、子どもの事を考えた時どう取り入れていくと良いのか、意味があるのか?どの先生も悩んでいる。しかし、園の方針、保護者との関係で本当にやりたい事が中々思うようにいかない。そんな中で孤軍奮闘している先生たちも多く共感した。のぞみでは「集団作り」という基本方針のもと、職員一丸となってやれるのである意味迷いがなくやりやすいのかもしれません。


最後にめぐみ先生が益城町人権教育研究会 就学前部会でレポート発表したときのエピソードです。
益城町人権教育研究会 就学前部会とは、益城町の幼稚園・保育園・小学校・中学校の先生たちが集まりレポート分析をして人権問題を考える研修です
めぐみ先生のレポートを聞いた広安西小学校の先生が、「納得いきました」と感想を言われたそうです。それはなぜかというと、その先生は卒園児のかいと・しょういちろう(現在2年生)の1年生の時の担任の先生。クラスでトラブルがあると他の子はすぐ先生に申しつけに来る。中にはそのトラブルは自分の事なのに先生に丸投げする子もいて、その行動に驚く事も多かったそうです。しかし2人は自分達でトラブルを解決しようと頑張る。どうにもこうにもいかない時だけ先生に言いに来る。その違いは何だろう?と常々疑問に思っておられたそうです。のぞみでの実践レポートを読んで、2人の行動の意味がつながったと感心されていたそうです。2人は途中入園でしたが、のぞみでの経験が学校に行ってもいきていたのだと改めて思いました。こんなエールを頂くことが、私たちの一番の励みになり、日々の実践をより一層頑張ろうという気持ちになりました。
文責:西山

新入児園児紹介
西岡だいち君と中川ひかりちゃんです(^^)/

弟が心配なゆうきとちほ💕

「たいちにいにだっこして~」
<今週の人気メニュー>

長期休み明けの給食でした♪みんな食べ慣れた給食の味に、食が進んでいました(^O^)!!