のぞみセミナー『子どもをかしこく、なかよく、たくましく育てるためには~子どもとスマホ等との付き合い方を考える~』
2026年09月11日(金)今日の出来事
暑さも和らぎ、少しずつ過ごしやすい気候になってきましたね。先週開催されたのぞみセミナーに参加していただいだ保護者の皆さん、貴重なお時間をありがとうございました!

のぞみでは、以前からスマホ等が子どもに与える影響について、セミナーでお伝えしてきましたが、先日、複数の職員で「子どもとスマホとの付き合い方について」の研修に参加し、改めてたくさんの事を学ばせてもらいました。

ICT化で便利になった反面、スマホ等が未発達の子どもの身体に悪影響を及ぼすことはすでにご存知の方も多いと思います。色んなところにデジタルのものが溢れるこの時代、関わらせずに生活する方が難しいですよね。そこで、スマホ育児をやっている、ゲーム機等を持たせている、それによって困りごとなどはあるか?スマホ育児をやっていない人は、子どもが見たい!したい!と言ったらどうするか?を、グループに分かれて話し合ってもらいました。

<やっている・持たせている>
・親の時間の確保のため(家事・食事の時など、時間制限・約束事を決めて)
・祖父母などに預かってもらう時
・兄姉、友達が持っているから避けられない(付き合い・楽しみ考えながら)
・緊急時の連絡手段として(電話だけしかできない・フィルタリング機能)
・勉強のため(タブレット、図鑑のQRコード読取など)
・制限するより、見せる内容やスマホ等との付き合い方が大事なのでは
<やっていない・子どもが見たいと言ってきたら?>
・家にWi-Fiをつなげていない
・上の子が近視になったのをきっかけにやめた
・子どもの成長を考えて(集中力、視力など)
・子どもの前でテレビ・スマホを見ない生活を当たり前にしている
・一緒に家事をする、アナログな遊びなど、場面転換させる
<困りごと>
・見出したら止まらない(時間制限しても守れない、待てない、見れないと暴力・かんしゃく起こす)
・友達がしているとやりたがる(他の親との付き合い方)
・集中力がないように感じる
皆さん、ざっくばらんに話し合われているようで、各グループ盛り上がっており、保護者同士の関係性がとても良い雰囲気だなぁと感じました。

話し合いで出た困りごとに「集中力がないように感じる」という意見がありましたが、それがまさにその通り!いくら勉強時間が長くても、スマホ等の使用時間が長ければ、集中力・記憶力が低下するため、同じ時間勉強をしても、スマホ等の使用時間が長いと点数は低くなる、という研究結果が…!また、脳(前頭前野)は、より面倒で複雑なことをする方が活性化するため、学習方法も、動画視聴<黙読<音読の順に、よく脳がはたらているそうです。そして実は、驚くべきことに動画視聴(タブレットでの勉強も含む)は、前頭前野を活性化させるどころか、逆に不活性化し、自制心や思考力を停止状態にしています…!前頭前野には、相手を思いやる、がまんする、感情をコントロールする、やる気・集中力・思考力を高めるはたらきがあります。なので、前頭前野がはたらいていない状態=相手の気持ちが分からない、がまんできない、感情のコントロールができず暴力的になる、やる気が出ない…という状態です。研究結果から、スマホ・タブレットを使う習慣のある子どもは、脳の発達が止まるということも分かっており、使わせること自体が問題なのです。

数年前、世界的にも話題となった、インドネシアに住む2歳男児がタバコ依存症になった実例を写真と共に説明し、スマホはタバコと同じか、それ以上に依存性がある恐ろしいものだという話をしました。また、SNSによる影響など、様々な研究結果の説明がされるにつれ、グループ討議で盛り上がっていた空気も、シーン…と緊張感のある雰囲気に変わっていきました。でも、大丈夫です!私達大人が、子ども達のためにできることがあります。
その1.親が環境整備をする(スマホを持たせるのを遅らせる、スマホ断ち、視界に入れない)
その2.異年齢での自由遊びをさせる(前頭前野を活性化、対面が大事、オンラインは脳が働いていない)
※のぞみではドクターの指導の下、開園以来この考え(デジタル教育の排除、異年齢教育の徹底)で保育をしています。テレビをはじめ、デジタルなものに触れさせずに園生活を過ごしているので、かなりの教育的効果があるように感じています。(ICTを取り入れた教育は最先端と思われていますが…果たして、のぞみの保育は進んでいるのか、遅れているのか?)
その3.親子の会話を増やす(脳の発達や言語能力に影響)
その4.親同士のネットワークをつくる(お互いに励まし合う、一緒にスマホを持たない選択をする)
海外では、研究結果を踏まえ、法律でSNS規制をしたり、学習方法もデジタルからアナログへ戻す流れになっていますが、日本は逆行して教科書もデジタルにしようとしています。悪影響があると分かっているのになぜ…?それは子どものためではなく、大人の事情(金儲け)が優先されているのではないかと思っています。その大きなうねりの中を、これから子ども達は生きていかなければなりません。のぞみの園訓でもある「かしこく、なかよく、たくましく」子どもを育てるには、まずは私達大人が、間違った流行に流されないよう、物事の本質を見抜くかしこさを身に付ける!そのためには、よく”考える”こと、”こだわって”子育てをすることが大事なのではと思います。そしてこだわり過ぎて孤立しないために、保護者同士の情報交換や、園を含めた教育機関でも積極的に情報収集することがこれから大切になってきます。

代表からは、スマホやタブレットはできる子はもちろん、大多数の子ども達に悪影響を与えている(知的な面や情緒面でも)。年々子どもの暴力が早期化してきており(中学生→小学校低学年)、小学校の先生達は困っているのが現状。世の中の流行(多数)が正しいとは限らない。それに流されない知性を親は持たなければならない。フェイスtoフェイス、生身でぶつかる教育が今だからこそ大事で、(昭和の教育と言われようと)間違いが少ない、との話がありました。また、理事長からは、本や教科書は、デジタルより紙の方が脳にインプットされるように思う。将来的には、デジタル教科書と紙の教科書の双方の良いところを活かせるように、両方選択できると良いのでは、との意見もありました。
今回のセミナーで知ったことを行動に移す、“知っている”を“している”へ!(言うは易く行うは難しですが…)これからも園とご家庭で協力して、大事な宝(子ども達)を守っていきましょう。
文責:米峰絢
【セミナーの親子ふれあい遊びの様子】
【今週の元気もん】









【今週の人気メニュー😋🙌】

子どもたちが大好きな「うずらのたまご」✨️
給食のおはなしで、にわとりのたまごと比べて、とても小さいうずらのたまごを見た子どもたちは..「ちいさーい🥰」とかわいい表情で驚いてくれました🎶
うずらの卵は、年齢に応じてカットして提供しています。「モグモグして食べようね!」と声かけながら、安全に美味しくいただいてます😊
給食で提供した「りんご」は、毎年恒例の岩手から届いた初物です✨️甘酸っぱくて、とても美味しく、みんなでいただきました😃✨️
ありがとうございました🍎