寄り添う(子ども中心の)保育とは・・・
2024年09月27日(金)今日の出来事
9月に入っても、暑さはなかなか収まりませんでしたね。
のぞみでは、暑さに合わせて9月もプールを行い、散歩で汗だくになった子どもたちは、歓声を上げて気持ちよさそうにプールに入っていました。のぞみでは当たり前に、子どもの状況に合わせてしていることも、他園は運動会に向けての練習など行事に追われている所が多く、8月が終わったから暑くてもプールは終了!等と本当に子どもに必要なことが与えられずにいます。
保育園は、子どものため(子どもファースト)の保育なのか、行事を見てもらうことで親に喜んでもらうため(親ファースト)の保育なのか、と考えさせられます。
のぞみのように、行事に追われず日々の園での暮らしを大事にし、子どもや気候等の状況に沿ったその時々に応じた対応をしてもらえるのは、主人公である子どもたちにとってとても嬉しいことだと思います。
しかし、子どもに寄り添うこと(大事にすること)と、子どもに何でも合わせる(子のいいなりになる)ことは違います。
私は、後者の親でした。我が子が、「弁当にサンドイッチ入れて!」とリクエストしてくれば、張り切って期待に応えようとする。「ゲームが欲しい!」と言われれば、よくも考えず自分の子だけ持っていないと仲間はずれされるという焦燥感から、安易な気持ちで買ってあげる等…。
子どもに、何でも良かれと思ってしてあげたり買ってあげたりすると、子どもは“自分が一番エライ!要求を言ったら何でも思いは通るんだ~”と勘違いします。そして、ますます要求を出してきて、段々親は対応にヘトヘトなる…という悪循環が生まれます。
子どもに愛をもって接することは大切にしつつ、言いなりにはならない。主導権は、親が持つ。ダメなことはダメと伝える。といった、毅然とした態度で接することは、子どもが、自分の言うことは何でも叶う。自分は王様だ。と勘違いしない大事なことというのを、遅いのですが恥ずかしながら入職して学びました。
親のかかわり方ひとつで子どもは、いかようにも変化します。
子どもの幸せを願う者として、園児にも我が子にも愛をもって、物事の善し悪しの基準をぶれずに持ち(まだ修行の身ですが…)関わっていこうと思います。
(文責:流矢)
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和食も好きだけど、中華も大好きな子供たち♡「今日の給食、全部すきー!」と、パクパク食べていました!(^o^)!