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のぞみっ子 ブログ

「競争って良いこと?」

2024年10月11日(金)今日の出来事

5日(土)にセミナーが行われました。今回のテーマは、「競争って良いこと?」です。はじめに、倉田先生より競争についての説明がありました。

◎一般的な競争は、運動会の徒競走・受験競争・出世競争・オリンピック・企業間の競争など。

…他者と優劣を競う「自分の事だけ見つめ合う」⇒「冷たい競争」

◎のぞみの競争は、班競争・クラスマッチなど。集団の競争で優劣以外に仲間の絆をつくったり、目線を個からみんなに広げる競争。

…共通の目的に向かって競争しながら、皆で協力して取り組むことを体験して学ぶ・達成感を味わう「仲間っていいな!」⇒「あたたかい競争」

のぞみでは、最初「勝ち」「負け」「1位」など、勝敗にこだわっても良い。勝敗があることによって、子ども達は燃える!やる気が出る!目を輝かせて必死になる!しかし、それでは子どもの心は豊かにはなりません。班競争を通して、個人→班→クラスという風に視野を広げる事を体感しながら、「自分さえよければ」より「仲間を見捨てたらだめ!」と気付き、クラス全体の力が上がる(ボトムアップ)個人にも良い影響になる。

ここで、大事なのは先生の評価!!競争に対する価値観を転換させていくためには、先生の価値が鍵となってくるのです。

グループ討議では、「冷たい競争」「あたたかい競争」の経験はありますか?で、保護者の方から今までの経験談などの話をたくさん出し合い話し合ってもらいました。

(冷たい競争)

・社会に出て、マウントをとられることで経験した。

・部活など団体の中で競っても、目的が個人の成果だとチームワークが育たない。(ポジション争いなど)

・受験など順位を決めると嫌な関係になる。自分より下の人を見て安心する。

(あたたかい競争)

・部活など集団の中で協力。言葉かけ、態度次第で明るい雰囲気ができる。

・かけっこやリレーでも遅い子や苦手な子に「大丈夫だよ!」などエールを送る。

などの意見が出ました。

また、「あたたかい競争をのぞみの子ども達だけで出来るのか?どのように評価しているのか?」という疑問の声もあがりました。

のぞみは、順位だけで評価しません。①結果 ②行動(団結、優しや、思いやり)の2つ側面を必ず評価する事で子どもの心を豊かに育てています。結果重視から総合的に評価することで子どもの心が偏らないように心掛けています。年中班競争などを通して駆使してゆっくり時間をかけて子どもの心を豊かにしていっています。

 代表からは、子ども同士をつなげるのか、子ども同士を切るのかは、先生の評価で決まる。子どもの心は純粋なので、親や先生の評価次第で子どもの将来が変わる。学校の先生も、忙しくて競争について深く考えたり、話し合ったりする機会がなかなか取れないのも現実です。小さい時から子ども同士をつなげることが大事。人と関わることで、楽しい、気持ちが良い、安心する経験を幼少期からいっぱい体感させる事が肝心。という話がありました。

セミナー後は、子どもも保護者も待ちに待った綱引き!!天候が心配でしたが、綱引きの時には汗ばむくらい晴れ絶好の綱引き日和となりました。たくさんのご参加ありがとうございました!!お父さん、お母さんの頑張っている姿を子ども達は一生懸命応援しながら見ていました。きっと、今日の姿は、子ども達にとっても良い影響となったと思います!!

文責:高田

【今週の人気メニュー】

中野さんからさつまいも🍠学童の山口さんからパプリカ🫑を頂きました😊

さつまいもはサラダで♪パプリカは塩昆布和えと、おやつで甘酢漬けにしてみんなで美味しく食べました😋ありがとうございました🌟

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